BTLEハンズオンを開催しました
Bluetooth Low Energyのハンズオン(実物を手にした実践的な講座)を、大垣市ドリームコアで、2013年3月22日に開催しました。
このハンズオンは、 有限会社トリガーデバイスと株式会社間チルダが受託した2012年度岐阜県スマートフォンアプリ開発関連人材育成事業におけるスタッフと研修生が担当しました。 このハンズオンの会場になったドリームコアは、とてもユニークな外観の建物で、長年に渡りiOSアプリ開発者を始めとしたIT人材育成に注力し続けてきた岐阜県大垣市にあります。ちょっとしたハードウェアと無線でつながるBluetooth Low Energyは、これまで実現が不可能だったアプリおよびサービス開発を可能にする鍵になる技術です。その技術の使い方を、実践的なTipsをからめて、ハンズオンにまとめました。
参加募集はATNDで行いました。10名の枠が2時間ほどで埋まり、BTLEへの興味の高まりを感じました2013年3月22日 BluetoothLE体験講座(iOS):iOS開発者向け。Facebook BTLEグループに掲載したのも、効果があったのかもしれません。
プレゼン資料は以下のとおりです:
これまでのCoreBluetoothフレームワークを取り上げたiOSアプリ開発本など、いくつか情報はありましたが、いずれもアプリケーション開発者の視点からのもので、物足りなさを感じていました。BTLEは、ハードウェア、アプリ、そしてサービスが一体になり企画されたときに、真価を発揮すると思っていたからです。
このプレゼンテーション資料は、CoreBluetoothフレームワークの使い方はもちろんですが、BTLEのプロトコルスタック(ATT,GATT)、そしてBTLEを本当に理解するための3つのキーワード、サービス/キャラクタリスティクス/プロファイル、を掘り下げて述べて、さらに、CoreBluetoothフレームワークの作りと絡めて、まとめました。
”これまで不可能だったことが可能になる”キーテクノロジーの活用情報として、参考になればと思います。