わふうの人が書いてます。

iOSアプリケーション開発、BLEのファームウェアとハードウェア試作のフリーランスエンジニア。

1月29日 大垣 第2回iBeaconハッカソン

いただいた紙の名刺をスキャナで取り込みながら、第1回iBeaconハッカソンに出ていた、ビーコンのある領域に一定時間一緒にいた人たち間で、名刺的なデータを自動記録できるアプリケーションでも作っておけばよかったと、今頃思っている(同)わふうの上原です。

会場の写真、参加された方のブログ

第2回iBeaconハッカソン

iBeaconは、Apple社がiOS7で導入した位置と近接検出技術です。単語として話題になるiBeaconですが、ビーコン体験の実際とその体験談を交換しあう場として、昨年12月に(おそらく世界初、確実に日本初)のiBeaconハッカソンを開催しました。ハッカソンは、”ハック”と”マラソン”を組み合わせた造語で、開発者やデザイナが集まり集中的に共同作業をするイベントを表す言葉です。

第1回iBeaconハッカソン http://reinforce-lab.github.io/blog/2013/12/18/ibeaconhackathon/は、iBeaconの体験を通して自由な場面想定をしました。ビーコンというガジェットと自分、あるいはガジェットと周囲にいる人という場面でのアイディアが多く出ました。

第2回めは2014年1月29日に第1回と同じ岐阜県大垣市 ドリーム・コア2Fメッセで開催されましたイベントページ: https://www.facebook.com/events/628415297227268/

第2回めは、あえて単語として話題になってきているOnline to Offline (O2O)、オンラインの体験とオフラインの体験が相互に影響しあう時代をテーマに設定しました。第1回で提供した技術の理解と実際の振る舞い体験を糧にして、道具としてのiBeaconが未来にどのような形で一般世間に溶け込んでいるかを体験するのが狙いです。

ハッカソンには、東京からの日帰り参加が難しい大垣という場所ですが、30名弱が集まりました。第1回に参加された方が半数、今回第2回めに参加された方が半数という感じでした。2回めは1回めよりも経営者や企画そして大手やベンチャーで、業務としている方やこれから事業を立ち上げる方が多く参加されていました。技術という手段ではなく、道具としての技術手段に興味を持っていただきたい狙いに、反応して欲しい立場の方々が集結されたのだと思います。

第2回も、ビーコンは(株)アプリックスから提供を受けました 岐阜県、iBeaconハッカソン(第2回)を開催 http://www.aplix.co.jp/?p=8240

プログラム

ハッカソンは午前と午後の部の2部構成です。午前中に、自己紹介とiBeaconの基礎、そしてPassbookのプレゼンテーションを通して知識を共有しました。

  • 11:00〜12:30:イントロダクション+iBeaconとPassbook連携レクチャー
  • 12:30〜13:20:昼食(実店舗でのiBeacon体験)
  • 13:20〜14:30:施設内でのiBeacon体験
  • 14:30〜18:00:グループ毎にアイデア出し、実装、テスト
    – アイデアスケッチセッションの説明:10分
    – だれ/いつのマトリクス(デザインパターントランプを使って):20分
    – アイデアスケッチ:30分
    – 実装とテスト(前半):60分
  • 進捗の共有、実装とテスト(後半):90分
  • 18:00〜19:00:各チームの実装したものの体験とディスカッション
  • 19:00〜22:00:懇親会

このように内容をぎっちり詰め込んだタイム・テーブルでしたが、時間通りに進行しました。進行を担当された小林先生と参加者の方々のレベルの高さがすごかったです。

お昼ごはんは、ソフトピアジャパン1階のレストラン、こみゅれす美濃味匠で、iBeaconでPassbookを反応させて割引クーポンを出して、ワンコインランチを注文する体験をしました。これは、割引クーポン(割引費用)の提供とレストランへのビーコン設置と注文受け付けの対応など、(株)デリカスイトの提供と協力で実現しました。

午後はiBeaconの振る舞いを体験した後、チームに分かれてアイディアスケッチとディスカッション、そしてビーコンに反応するコンテンツを作り、デモンストレーションを行いました。

ビーコンに反応するコンテンツを作れるiOSアプリケーションは、(有)トリガーデバイスから提供されました。提供されたアプリケーションは、館内地図にビーコン配置が表示され、訪問したビーコンの表示変化およびコンテンツ表示をするアプリケーションで、コンテンツをDropbox経由で更新できるものです。

イントロダクション

イントロダクションのプレゼンテーション資料です。

最初は上原がiBeaconの概要をプレゼンテーションしました。Slideshareにアップロードしたこの資料はよそ向きですが、実際のプレゼンテーションは”ぶっちゃけ話”を入れていました。

プレゼンテーションでは、O2Oという単語は様々な人がそれぞれの文脈で使うため定義があやふやでわからない、と切り出しました。そこでO2Oという単語はあえて忘れて、2年後の(O2Oっぽい)日常を想像してみよう、と提案しました。その日常を支えているビーコンなどの設備、そしてコンテンツを作り配布する会社やサービス提供会社がどのようなものか、その日常に至るまでの2年間の経緯を具体的に想像することを、提案しました。

次のPassbookのプレゼンテーションは、ユーザが手軽にPassbookを使えるサービス、パスタhttp://passta.jpを展開されている、株式会社モノプレーン代表取締役 小西 啓一郎さんにお願いしました。

O2Oと気軽に口にしますが、実際に何十万ものパスを発行してきたいくつもの経験談に目と耳が釘付けになりました。リアルな話を1つ1つ、何が起きたかとその理由と分析を交えた素晴らしいプレゼンテーションでした。

例えば、パスの更新をかけるとユーザのiPhoneが一斉に反応して、一瞬で何万ものアクセスがサーバにきて更新に支障がでるなど、現象と原因を聞いていれば確かにそうなると納得もするし、そして、ぞっとする話でした。

アイデアスケッチ

アイディアスケッチの手順を説明するプレゼンテーション資料です。

アイディアスケッチは、まず、いつ/だれ、を列挙します。つぎに、それをマトリクスにして組み合わせ、自分達が考えていなかった場面を作り出します。そして、いくつかの場面を選びディスカッションと共有をします。

ディスカッションの中休みで寸評を入れました。私は、ユーザがiPhoneを手に持ちアクションが起きるようなネットと変わらぬ1人で閉じた場面は、つまらないと思いました。想定場面で、リアルだからある相互のやりとりが欲しいと思いました。

例えば、店頭でのO2Oでは必ず店員さんの存在があります。ですからレジ前でのポイント発行も、ユーザがiPhoneをかざしたらポイントが得られるような一人芝居ではなく、例えば巨大なぬいぐるみのスタンプにビーコンを入れておき、店員さんがスタンプを押す演出をしてはじめてポイントが出るなら、楽しいかもしれないと思います。

単純に電波を出し続けるだけのビーコンでは、このような相互作用の演出は困難です。先ほどの例であれば加速度センサでスタンプの動きを検出して適切なタイミングで電波を出す追加機能が必要でしょう。iPhoneはアプリを作ればビーコンになりますし、加速度をはじめとして高度なセンサーをいくつも搭載しています。iPhoneでアプリを作れば、先ほどの演出のプロトタイピングができます。

チームのプレゼンテーション

6チームが、それぞれのアイディアと成果をプレゼンテーションしました。

最初のチームは、”いつもの。”という初めてのお店でも、自分の”いつもの”が注文できるサービスです。自分の顔写真と好みのメニューをiOSアプリケーションに登録しておきます。自分のiPhoneが、お店に設置されたビーコンに反応して、自分の顔写真と”いつもの”情報をお店側に表示します。

チームに大阪の方がいはるのにボケどころがなく、プレゼンテーションは美しく利用場面は王道でした。私は不正なチート/いたずら行為を散々指摘しようと手ぐすねを引いていたのですが、隙がなく、ぐぬぬぬぬ、となりました。

2つ目のチームは、特定の人だけに情報を伝えるための鍵にビーコンを利用するもの、でした。iPadのロック画面には4桁のセキュリティ・コード入力がありますが、まだ小さい自分の子供が画面の指紋の跡を見てそのロックをはずす体験談を交えたデモンストレーションでした。

iBeaconの情報はブロードキャストしているが鍵になるか? のツッコミに、UUIDがランダムに変化する、その時間にしか使われない鍵的なUUIDを実装すればよい(だたか?記憶がおぼろげで、勘違い/思い込みしているかも)。また外装が鍵っぽいものがいいよね、そんなやりとりでした。

3つ目のチームは、外国人の方をターゲットにした、レストランのレビュー記入の場面でした。Trip adviserのような、旅の口コミ・サービスのアプリケーションへの追加機能を想定しています。サービス対応を示すステッカーが貼られているレストランでアプリを起動すると、ビーコンに反応してレビューの記入画面が表示されます。

すでに普及しているサービス/アプリケーションに追加するのは、多くのユーザの獲得と利用の広がりが期待できます。またビーコンの電波の届く範囲はユーザの視界と重なりますから、アプリを開いたらそこに目の前に見えているお店が表示される自然な体験も作れるでしょう。ユーザ操作の手間をゼロにできるのは、小さいように見えて、大きな効果がありそうです。

看板にビーコンを仕込んでおいて、店頭に設置している間は電波が出るしかけを入れて、開店時間だけ反応させるなど、ビーコン側の工夫もできそうで面白そうだと思いました。

4つ目のチーム名 party peopleは、顔はわかるけどこの人は誰なんだろうという場面に、その人が持っているビーコンから情報を得るというサービスです。ビーコンを胸から下げるカード形状にしたり、電波の指向性や強さの設定機能をサービスに活用する提案を出されました。

イメージとしては、北斗の拳で戦闘時に身にまとうオーラのように、その人がまとう見えない気のようなもの、の活用場面とのことです。

すれ違い系や出会い系などの応用場面と構造が共通しているのですが、その人の雰囲気、というテーマはiBeaconの利用場面として面白いのです。ですが、面白すぎて、ネットでは”プライバシーが”という前振りで、殴り合いの材料となりがちな定番のお祭り素材でもあります。ビーコンの物理的な特性とサービスの特性をうまく掛け算する、相互影響させる考え方がとても興味を引きました。

ここまで、ツッコミどころがなくて、私はぐぬぬぬ状態です。

5つ目のアニメ大ファンチーム(これがチーム名です)は、お金を持っているリッチなアニメファンの待ち合わせ場面、を想定しました。アニメ素材を持っている方とアプリ開発ができる方がチームにいたとのことで、実際に萌えるアプリを作ってのデモンストレーションです。

文章ではデモンストレーションの雰囲気を表現しづらく、写真を掲載すれば伝わるとは思うのですが、それは諸事情でためらうので、要点を書いてみます。

ある地点Aに行くとビーコンに反応して、”もぉ、おそいじゃない、30分も待ったわ、ぷんぷん”とアプリ内のキャラクタが対応します。ビーコンにタッチすると、セリフが変わります。そのような出会いをビーコンが設置されたいくつかの場所で繰り返すと、あるお店で”この服がほしい”というおねだりイベントが発生します。

お店でリアルに服を購入するとフラグが立ち、秘密の場所(建物最奥の人気がないひっそりとした場所に設置されたビーコンを利用されていました)で、最終イベントが発生します。強烈な印象で他のチームのプレゼンの記憶がすべて吹き飛ぶかと思ったほど、デモンストレーションがのりのりでした。

ツッコミどころがありすぎて、負けたorz状態です。

最後のチームは、郊外に住む節約大好きの働く主婦を想定しました。この方は、バスで仕事場に通勤をしていますが、勤務時間の都合でタイムセールに間にあわないことを日頃不満に思っています。そこで名鉄バスと名鉄パレが運営するスーパーマーケットがグループとして手を組みます。

朝の通勤時に、バス停でアプリを表示すると今日のチラシが出てきます。その場で予約、決済をするとタイムセールの価格で購入できます。商品はお取り置きとなり、帰り道にスーパに立ち寄り商品を受け取ります。

さらに通勤中のバスにもビーコンが設置してあります。そのビーコンがトリガーになり、バスに乗っている人に”あんぽ柿、今なら半額、残り時間x分”と表示されます。これもその場で購入決済すれば帰りに店で受け取れます。しかし、購入するかどうか悩んでいると、その間もバスは進みます。そして”あんぽ柿は完売です”と表示が出てしまいます。

最後に、お仕事場につくと、お仕事場にあるビーコンが反応して、お仕事がんばってください、受け取りも忘れずに、と表示が出ます。

むちゃくちゃ王道ですし、日常場面で自然にあるあると思えて、ツッコミというよりむしろ次回の実験/体験にしましょう、と前のめりになりました。

もう負けでいい、と思う状態です。

ハッカソンを振り返って

王道の構造を捉えていました

計6チームによるプレゼンテーションは、どの内容も日常の場面で、かつチート行為のツッコミどころがなく、そしてプレゼンテーション資料もデモンストレーションもいずれも素晴らしいものでした。

ツッコミどころがありません。

iBeaconでのチート行為は、ビーコンが簡単に複製できる性質によるものです。ですから、ビーコンを使うことでその場その時間でしか得られない体験を作っても、それがネット側の反応だけで完結する構造であれば、容易にチート行為ができます。

しかし、6チームはすべて、フローのなかにリアルな世界や店舗との関わりが入っていて、その関わりを経ていないと意味がない構造です。これがその場にいないユーザが不正に利益を得ることを不可能もしくは無意味にしています。

6番目のチームのタイムセールのケースは、最もチートしやすく思えます。ですがこれはチラシの配布とタイムセール(割引販売)による集客が本質です。そして販売決済というフローが入っていますから、不正にビーコンをコピーしてそのタイムセール品を購入しても問題になりません。

まいりました。

枠を超えて

第1回は自社あるいは自分で出来る方々が多く集まられていました。その方々は、おそらく自社/自分で製造販売企画設計流通経営財務労務宣伝広告サポートができ、思った通りに思ったことを進められると思います。その流れは、それでいいと思います。

しかし、今回取り上げたテーマO2Oは、日常生活に溶け込んだiBeaconのある世界です。そしてその世界は、Appleのように大きな会社であっても、1社の行動だけで到達できる世界ではありません。iBeaconだけを見ても、ビーコンの製造設置運営、コンテンツの作成と配布、そしてサービス提供する会社とiBeaconを営業に活かす経営判断をする依頼主が、その世界の構成要素に必要です。

このハッカソンが、そのような未来の日常を共有して、お互いの立場や経験や業界を知り、会社の枠を超えた協業で共有した未来に到達する、そのきっかけづくりの場となればと思います。

実験と社長への売り込み

今回のハッカソンで一般のレストランでのパス配布を実施しましたが、この小さな実験でもいくつかの経験が得られました。小さな実験を何度も繰り返していくことが大切です。

このハッカソンの未来は現実になるのでしょうか?予算をつけて現場で運用すると判断する人がいれば、技術的にはYESです。このような性質の商品は、現場の担当者に売り込むものではなく、社長に売り込むものでしょうし、そのような売り方ができる人達が鍵になるのでしょう。

またアプリケーション開発などのコストも必要です。そのような予算を広告宣伝として出せるところとなると、ブランド力があり自社製品のイメージを制御している会社が、最初の取り組みによる話題性と経験の蓄積を狙い取り組むのかもしれません。

一般スーパーのような分野は無視すればいいでしょう。NFCやRFIDといった技術が切り開く未来が夢として語られ未だに夢である現実を見ると、先進的な取り組みをするとは思えません。

ビーコンは盗まれるのだろうか、またそれで困るのだろうか

レストランの小さな実験を見ていて、ビーコンは盗まれるのだろうか、またそれで困るのだろうか、と思いました。

よくレジの横に提携クレジットカード会社のロゴが印刷されたプラスチックの置物がありますが、あれはどの程度の頻度で盗まれるのでしょうか。ビーコンが盗まれる頻度は、そのクレジットカードのプラスチック標識と同じ程度でしょう。

ビーコンの管理システムでビーコンが盗まれると困るから検出機能が必要だと思うこともありますが、では盗まれると何が困るのでしょうか。ビーコンは容易にコピー可能である性質を考慮して、チート行為などの対策はするはずです。ですから盗まれたビーコンでのチート行為は、盗む、という行為とは無関係です。サービスが停止することが、困ることでしょう。

小さな実験を経験してから振り返ると、現実が見えてきそうです。

iBeaconと日常生活

ものxiBeaconの組み合わせはO2Oでも面白い場面があると思いました。店舗へのビーコン設置では、照明にビーコン機能をもたせるアイディアは有効でしょう。光が当たる範囲と電波が飛ぶ範囲を合わせておけば、可視光通信がよく提唱していたように、人間が目に見える範囲と電波の範囲が一致するので運用が楽になるでしょう。

せっかくBluetooth LEの技術を使うのですから、ついでに無線調光機能も入れるといいでしょう。Bluetooth LEの機能を追加することで照明の単価が上がりますが、LED電球の10年単位の長い寿命が、それを補ってくれるでしょう。

決済と物流

iBeaconを話題にするとき、O2O、決済という2つの単語といっしょに取り上げられることがあります。iBeacon自体は位置と近接の検出技術にすぎず、O2Oも決済もサービスですから、その取り上げ方はよい語り口ではないと思います。

ですが、iOS7で導入されたP2P通信、Remote Notificationも視野に入れれば話は別です。なぜこの技術が一般アプリ開発者に公開されているのか、それが可能にするサービスはなにかを考えることは重要です。

お気軽に参加ください

30人を超す人が集まり作業ができる場は、なかなか準備が大変です。勉強会などで特定の会社がその場を提供している場合をよく見ますが、それでは他社の方が参加しづらくなるかもしれません。

このハッカソンは岐阜県の協力で成立しています。学会のようなプレゼンテーション専用の場でもなく、かといって情報交換の場でもない、お互いの知識と経験をもとに互いに話し合える機会を、へんな色なく提供していると思います。活用ください。

消費されるビーコンと消費されないビーコン

前回のハッカソンが個人とiBeacon、今回のハッカソンがサービス提供会社と消費者の組み合わせとiBeaconという構図でした。いずれのハッカソンでも、ビーコンは建物に設置されたり、ユーザや店舗が所有したりと、持ち続けられるパターンのものです。

一方で、ものxiBeacon、として現実のものにコンテンツを紐付ける手段として見るならば、例えば店舗によく設置される幟や看板に埋め込むなど、消費されるビーコンのパターンもあります。iBeaconの特徴は、電波が出ることではありません。ユーザが持っているiPhoneが受信機になり、しかもバックグラウンドで動作するアプリケーションを通してユーザに能動的に働きかけできることです。

消費される電子部品という構図は、例えばパチンコ産業が参考になるでしょう。パチンコの遊技台には液晶とプロセッサが使われ頻繁に廃棄購入されるので、電子部品メーカーにとって無視できない市場規模になっています。

消費されるコンテンツといっしょに紐付けに使われるビーコンが消費されるパターンは、次回以降のハッカソンで取り上げたいテーマです。

次回はバス

2月末から3月初めにかけて、第3回iBeaconハッカソンを企画しています。

3回めは、バスを1台用意して、ソフトピアジャパンの周囲の道路を巡回してもらい、そのリアルな生活圏の中でハッカソンをします。また路線バスのバス停に、ビーコンを設置する予定です。

私も話を聞いた時は、えっそんなことができるのですか?、と思いましたが、小林先生と(有)トリガーデバイスの佐藤さんが、それを実現されました。むちゃくちゃだぁと思うのですが、ものすごくワクワクしています。

東京でiBeaconの話をしている時に”電車の中に設置したらどうだろう、じゃJRに売り込みに行こう”みたいな話が出たことがあります。しかし実際に東京でそのようなトライアルをすることは、社長の鶴の一声でもなければ実現しないでしょう。

岐阜県、おそるべし…

謝辞

会場の手配またハッカソンの企画および運営は、IAMAS 准教授 小林 茂さん、そしてトリガーデバイス佐藤さんの尽力によるものです。

トリガーデバイスは 近づくだけで美濃観光案内 近距離通信規格を用いスマホに のビーコン設置とアプリケーション開発も担当されています。今回のハッカソンでビーコンの振る舞いを確認するアプリケーションも提供を頂きました。

イントロダクションではPassbookについて、ユーザが手軽にPassbookを使えるサービス、パスタhttp://passta.jpを展開されいる、株式会社モノプレーン代表取締役 小西 啓一郎さんにプレゼンテーションをいただきました。

お昼ごはんのPassbook割引チケットは、ソフトピアジャパン1階のレストラン、こみゅれす美濃味匠を経営されている(株)デリカスイト http://www.delicasuito.co.jpに提供をいただきました。またレストランへのビーコン設置と会計時のパスの扱い手順などの打ち合わせ、そして当日の運営にご協力を頂きました。

このような時間と場を設けていただいたお二人に、また資材や場所を提供いただいた(株)アプリックス、(株)デリカスイト、岐阜県の担当者の方々、そして参加された皆様に、重ねて感謝いたします。